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« 子宮体癌(子宮内膜癌)について | メイン | ハイリスク分娩に適切に対応できる病院の体制とは? »

2006/01/17

胞状奇胎について

胞状奇胎(ほうじょうきたい)とは、胎盤の構成組織である絨毛(じゅうもう)が異常に増殖したもので、小さな袋状の粒がたくさんできて、ぶどうの房のように見えます。日本や東南アジアの胞状奇胎の発生頻度は欧米の2~4倍と推定され、日本では出生339例に1例の発生率と言われています。

正常の妊娠では、一つの卵子と一つの精子が一緒になって受精が起こりますが、受精時に卵子の核が消失して精子の核だけが卵子の細胞質内で分割していった場合(雄核発生)や、一つの卵子が二つの精子を受精した場合(2精子受精)に、胞状奇胎になります。

妊娠初期には、胞状奇胎と正常の妊娠とを明確に区別できるような特徴的な症状はあまりありませんが、近年の超音波診断法の進歩によって、妊娠の非常に初期の段階で胞状奇胎と診断されることも多くなりました。胞状奇胎では、超音波検査で子宮内に無数の袋状の粒が充満している像が観察され、正常妊娠とは容易に区別できます。

胞状奇胎の治療は、まず子宮内容除去術を行って、子宮内の胞状奇胎の細胞を完全に取り除きます。挙児希望のない40歳以上の患者さんでは子宮を摘出する場合もあります。その後は外来での定期検査が必要です。絨毛は絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンを分泌します。胞状奇胎や絨毛癌が存在すると、hCGが尿中に排泄されるので、hCG値を定期的に測定することで異常の早期の診断が可能となります。胞状奇胎後の定期検査中に、hCG値が順調に低下しなかったり、再上昇するような場合は、胞状奇胎の残存(侵入性胞状奇胎)や癌化(絨毛癌)を疑います。

胞状奇胎後の1~2%に絨毛癌が発生すると言われています。絨毛癌は非常に進行が速く、発生後すぐに肺や脳などに転移して全身に広がってしまいますので、できるだけ早期のうちに抗癌剤の治療を開始する必要があります。絨毛癌は適切に抗癌剤の治療を実施すれば、現在ではほぼ100パーセント完全な治癒が期待できる疾患です。絨毛癌の治癒後の患者さんが無事に妊娠出産した例も少なくありません。

しかし、胞状奇胎後の定期検査中に新たに妊娠してしまうと、hCG値が上昇して尿中に排泄されてしまうので、定期検査が全く無意味となり、絨毛癌の早期発見がきわめて困難となってしまいます。そこで、胞状奇胎後の患者さんには、通常6か月から1年間の避妊指導が行われます。胞状奇胎の細胞が完全に消失したと証明する方法はありませんが、hCG値が十分に低下して、一定の基準を満たせば新たな妊娠が許可されます。

以上述べましたように、胞状奇胎は決してそんなに怖い珍しい病気ではなく、一定期間の治療や定期検査の後には妊娠も必ず可能となるはずです。早期診断と術後の定期検査が非常に大切ですから、主治医の先生ともよく相談し、自己判断で管理の途中に受診をやめることなく、きちんと正しい管理を受けるようにしてください。

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コメント

はじめまして。あかいふうせんから飛んできました。
私は始めての妊娠?かと思ったのが胞状奇胎でした。ものすごいつわりでした。
病名が分かったあと、色々調べるうちに、次またいつ妊娠できるだろうか…と真剣に落ち込んだものです。。
術前hCG値は66000でした。(こんなもんですか?)1週間あけて計2度ほど手術を受け、術後は順調にhCG値が下がっていき、術後3カ月の時点で感度以下にまでなったので妊娠の許可が下りました。
検査通院中に「下がりきってないのに妊娠→胞状奇胎を3回繰り返した人がいるから気をつけるように」と言われたのは今でも覚えています。
最後の手術から5カ月あいて娘を授かり、死にかけで生まれましたが、産科医麻酔医新生児科医また大勢のスタッフの方々のおかげで今では元気に飛び跳ねております。

コメントありがとうございます。

胞状奇胎の場合、つわり症状が通常より強い場合が多いようです。

手術後にhCG値がカットオフ以下になるまでの外来管理が非常に重要です。

胞状奇胎娩出後に絨毛がんが続発する場合が時にあります。絨毛がんは進行が非常に早い癌で、早期に肺転移、脳転移、肝転移などを起こします。胞状奇胎娩出後にhCG値が再上昇し始めた時点で、なるべく早く化学療法を開始する必要があります。

質問なんですが、胞状奇胎のあと妊娠出産しても絨毛がんになりやすいんですか?
今は全く通院していないのですが…。

絨毛癌は、約半数が胞状奇胎に続発しますが、自然流産、正常妊娠に続発する場合もあります。

胞状奇胎娩出後1~2年以内に発症する場合が大多数ですが、さらに長い年月の後に発症する場合もあります。

私の経験では、胞状奇胎娩出後30年以上を経て絨毛癌を発症した症例もありました。

また、胞状奇胎後に、自然流産、正常妊娠を経験して、絨毛癌を発症する例もあり、その場合はどの妊娠が絨毛癌の発生に関与していたかは確定し難いです。

胞状奇胎娩出後にhCG値がカットオフ値以下になってから後、二次管理の観察期間については一定の見解はないですが、2~5年の経過観察(血中hCGの検査)は必要と考えられます。

お答えありがとうございます。
なんだか恐くなってきました(((>д<)))
胞状奇胎の手術~娘の出産まで同じ病院の同じ医師にずっと診て貰っていましたが経過観察のことは言われませんでした。

経過観察でやることは、hCG値の定期的チェックだけです。尿妊娠反応をご自分で定期的にチェックして、陽性となったらすぐに担当の先生に診ていただき、妊娠か?絨毛癌の発症か?を調べてもらってください。

アメリカでは、自宅で妊娠反陽性が出た場合、産科医の予約は10週近くならないととれないようです。私は筋腫の再発などを確認するために6週で診てもらえますが・・・。

もし以前に胞状奇胎になったことのある患者さんの場合、それだけ待つことは危険でしょうか? 

もちろん、つわりが異常にひどい等で診察を求めることは可能です。一般の妊娠の場合に10週目ほどでの初診察が普通ということです。

胞状奇胎娩出後にhCG値がカットオフ値以下になるまでの一次管理が最も重要です。一次管理中にhCG値の低下が基準を満たさない場合やいったん順調に低下した後に再上昇した場合、化学療法が開始されます。転移が認められないうちに治療を開始すればほぼ100%治癒が期待できます。胞状奇胎娩出後の一次管理が徹底されるようになって、最近では進行した絨毛癌の頻度は激減しました。

hCG値がカットオフ値以下になってから後の二次管理の観察期間については一定の見解はないので、主治医とご相談ください。

胞状奇胎後に1~2年経過すれば絨毛癌の発症リスクはほとんどゼロに近くなりますのでそんなに心配しなくてもいいと思いますが、過去に妊娠を経験した人はすべて一生涯にわたり絨毛癌が発症する可能性が全くのゼロにはなりません。

欧米では、日本や東南アジアに比べて、絨毛性疾患(胞状奇胎、絨毛癌など)の発症頻度はかなり低いと言われていて、民族差がかなり大きいようです。

絨毛癌は早期に遠隔転移を起こしますが、化学療法によく反応し、遠隔転移がある場合であっても、およそ87%が完全緩解(癌が全くない状態)に至ります。

早速のお返事ありがとうございました。
信頼できる主治医をもち、自分でも自分の体のチェックを怠らないことが大切ですね。

ちょっとお聞きしたいのですが妊娠初期に心臓が見えても胞状奇胎になることもあるんですか?

胎芽部分が全く発育せず子宮腔内が絨毛の異常増殖だけで占められている場合には全胞状奇胎と呼ばれます。

一方、絨毛部分が異常増殖し、胎芽部分も発育している場合がありますが、このようなケースを部分胞状奇胎と呼びまず。

また、2卵性双胎の、一方が正常妊娠、他方が全胞状奇胎という場合も可能性としてはあり得ます。

ありがとうございます。先週流産か胞状奇胎かと言う事で検査に出したんですがGWで結果が遅れるらしく心配になり投稿してみました。もし絨毛癌でも子宮を全摘すれば早く完治するんですか?

 どうにも納得いかず、是非意見をお聞きしたく投稿致します。よろしくお願いします。
 やっとの思いで2人目の妊娠がわかり、付属病院へいくと、妊娠5週目で「胞状奇態」の可能性があると診断されました(画像診断より)。その後、約7週目で確定とされ、約10週目で流産の手術をしました。摘出すると肉眼的に「胞状奇態」と診断できない(粒粒が見当たらない)とされ、生検の結果は、「胞状奇態」は認められない、でした。正常妊娠だった可能性が高いと言われましたが、どう受け止めていいのか、今パニック状態です。あの画像は何だったんでしょうか。誤診だったという事でしょうか。

正常の妊娠経過であれば、エコー検査で妊娠7週頃には1cm程度の胎児がはっきりと確認できて、胎児心拍も確認できるはずです。妊娠5週から経過観察し始めて、妊娠10週になっても胎児のエコー像が認められなかったわけですから、『正常の妊娠経過』ということは絶対にあり得ないと思います。担当の先生が『正常妊娠』とおっしゃったのは、『検査の結果、胞状奇胎ではなく、通常の流産の組織だった』というような意味でおっしゃたと思われます。

妊娠10週のエコー検査で子宮内に胎児が確認できなくて、子宮内にツブツブの胞状奇胎と考えられるような像が見える場合は、子宮内容除去術を実施し、通常の流産なのか?胞状奇胎なのか?を検査で確かめてみる必要があります。通常の流産の場合であっても、絨毛組織が水腫様変性を起こして、エコー検査でツブツブに見えて胞状奇胎と区別が難しい場合も珍しくありません。子宮内容物の肉眼所見でも胞状奇胎か?流産後の水腫様変性か?の判別が難しい場合もあります。

大学病院であれば、経験豊かな専門医も大勢いらっしゃいますから、担当の先生とよくご相談になってください。

早速のお返事、本当にありがとうございます。
胎児の事ですが、初診時より確認されており、その後の経過も正常で、心拍音も確認できていました。しかしながら、水泡がみられる為、部分もしくは全胞状奇態は確定であり、早期での流産手術が望ましい、と説明されました。染色体検査の話もでていました。夫婦で泣きながら決断した結果、「胞状奇態ではなかった」と告げられたのです。どう受け止め、解釈していいのかわかりません。わが子を守れなかった自分自身が情けなくて、悔しくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。わが子を殺してしまったという気持ちでいっぱいです。

私の妹が、胞状奇胎と産婦人科で診断されました。誤診との望みで、大学病院でも診察をしてもらったら、胞状奇胎と思われるとの診断でした。本人は、あきらめないで、産むもりでいますが、大出血でもしたら、母体があぶないと、言われたようです。大学病院で、これからも診察をしてくれるか、相談に行くようですが、心配でなりません。誤診で涙を流した方々が、いらっしゃいますが、もう少し赤ちゃんの、経過を見守ったほうがいいのでしょうか?その間に、大出血で母体が危険にでもなったらと思うと、どうしたらいいのか。子供が出来た事を喜んでいたので、諦めてとも言えず。

胞状奇胎で胎児が確認できる場合は、

①部分胞状奇胎の場合

②双胎妊娠で、一方が正常妊娠で、他方が全胞状奇胎の場合

が考えられます。画像診断で両者を区別するのは非常に困難です。妊娠中に鑑別するためには羊水の染色体検査が必要です。

①の場合は胎児染色体異常(3倍体)があり、早期の流産、子宮内胎児死亡となる場合がほとんど。絨毛癌などの続発率は全胞状奇胎よりも低い。

②の場合は胎児染色体は正常で、生児を得た報告もありますが、絨毛癌などの続発率は通常の胞状奇胎よりも高い。

いずれにしても極めてまれな症例です。大学病院でよくご相談ください。以下の文献を参照してください。

http://kanto.kyorin.ne.jp/pdf/042010079.pdf

お返事、ありがとうございます。妹達の決断を見守っていきたいと思います。

訳あって中絶の手術をしました。
次の日病院から電話があり尿の濃度が多いので来週来るように言われました。
消毒には2日後に行きましたが、手術の担当医ではなかったのですが、先生の話しでは胞状奇胎の疑いがあるみたいですね、と言われました。ただそれだけ…
来週、担当医の先生から詳しい指導があるとの事です。毎日不安でたまりません。お腹も腰も鈍痛があり、出血も止まりません。
熱は、37.5度毎日あります寝汗がすごい出ます。
やはり、胞状奇胎なのでしょうか?

はじめまして。
37歳で初めて妊娠し、胞状奇胎の手術を2回し、5週目を迎えるところです。
実は、7週目の検診で赤ちゃん袋がはっきりとは確認できず、10日空けて再診との事でしたが直前で鮮血の出血をしてしまい、即入院、胞状奇胎の疑いとの事で次の日に手術という運びになりました。数値が順調に下がっていましたが、先日急に上がってしまったため、次回下がっていなければ抗がん剤で治療をするような事を言われショックを受けています。
全敵か抗がん剤での治療の方法しかないと言われ、
頭の整理ができず質問も浮かばず、今となると抗がん剤治療はいつのタイミングでした方がいいのか、様子をしばらく見てからだと遅いのか?納得ができません。

ちなみに術前のHCG値は10万以上で、
1回目手術(2008年12/16)後、12/17の値は64300で、5日後には7490に下がり
2回目手術(12/26)後、10日後には1732。
そして先日1/26には2189と上がってしまいました。

やはり次回2/3で下がってなければ抗がん剤の治療になるのでしょうか?

又、経過を見ている間の食生活やサプリメントの服用(葉酸、コエンザイムQ10、シャンピニオン等)又、お酒など、特に注意することがあれば教えていただきたいのですが、ぜひ、宜しくお願いします。

担当の先生とよくご相談になってください。参考までに、一般的には、以下の通りです。

胞状奇胎で掻爬後に10~20%に侵入奇胎、絨毛癌を発症します。

本邦では、胞状奇胎で掻爬後の血中hCG が

・ 5 週間で1,000mIU/ml 以上、
・ 8 週間で100mIU/ml 以上、
・ 20週間でcut off 値以上

の症例は、経過非順調型とし、画像診断等で病巣の有無を検索します。病巣が画像診断で認められない場合は、胞状奇胎後hCG存続症と診断し、病巣が確認できれば絨毛癌診断スコアにより採点し、

・ 4 点以下であれば臨床的侵入奇胎あるいは転移性胞状奇胎、

・ 5 点以上であれば臨床的絨毛癌

と診断します。

絨毛癌診断スコア
スコア    0 1 2 3 4 5
先行妊娠 胞状奇胎 - - 流産 - 満期産
潜伏期   ~6ヶ月 - - - 6ヶ月~3年 3年~
原発病巣 子宮体部 - - 卵管 子宮頚部 骨盤外
        子宮傍結合織   卵巣
               腟
転移部位 なし・肺 - - - - 骨盤外
       骨盤内          (肺を除く)
肺転移巣
・直径    ~20mm - - 20~30mm - 30mm~
・大小不同性 なし - - - あり -
・個数       ~20 - - - - 20~
尿中hCG値 ~106 106~107 - 107 - -
mIU/mL
BBT    不規則・一相性 - - - - 二相性
(月経周期) (不規則)             (整調)

絨毛癌は胞状奇胎を含むすべての妊娠に続発する悪性腫瘍であり、30~50%は胞状奇胎を先行妊娠とします。病理学的には絨毛構造を認めず、およそ70%の症例では診断時に、肺、 腟、 脳、肝などへの血行性転移を認めます。

病巣を画像診断などで確認できた症例は絨毛癌診断スコアで採点し、5 点以上であれば臨床的絨毛癌と診断します。

子宮摘出、肺転移巣切除などにより病理学的確定診断ができた症例は絨毛癌と診断します。

絨毛癌は早期より血行性転移をきたし、全身的治療である化学療法が治療の 中心を占め、局所療法である手術、放射線療法は補助的な役割を演じています。

絨毛癌では

・ MEA 療法 (MTX、Act-D、Etoposide)

・ EMA/CO 療法 (MTX、Act-D、Etoposide、Cyclophosphamide、Vincristine)

などの多剤併用療法が行われています。

絨毛癌(臨床的絨毛癌を含む)の予後は、有効な多剤併用療法の導入により向上し、80~90%の寛解率となっています。しかし、およそ20%の症例では再発、薬剤抵抗性となり、現在さまざまなSecond line化学療法が報告されています。

早速のお返事、とても丁寧にありがとうございます。
今度の診察の時には5週間過ぎになりますが、hCG値が1000以上であればやはり抗がん剤の治療になるのでしょうか?
又、他の方法があれば教えていただけますでしょうか?

血中hCG値が経過非順調型の場合は、胸部Xp、CT、MRIなどの画像診断で病巣を検索します。

絨毛性疾患の診断は、絨毛癌診断スコアにより行われます。すなわち、病巣が確認できなければ胞状奇胎後hCG存続症、病巣が確認できれば絨毛癌診断スコアにより採点し、4 点以下であれば臨床的侵入性胞状奇胎(あるいは転移性胞状奇胎)、5 点以上であれば臨床的絨毛癌と診断します。

かつての侵入性(転移性)胞状奇胎や絨毛癌の治療の中心が手術や放射線治療であった時代のこれらの疾患の予後は極めて不良でしたが、現在では有効な化学療法が開発されて、治療は化学療法が中心で手術はほとんど行われません。絨毛性疾患で亡くなる人はまれとなりました。

ただ、過去に化学療法を実施した再発例では抗がん剤が効きにくくなり(薬剤抵抗性)、治療が非常に難しくなります。従って、初回治療が非常に重要で、いったん化学療法を実施するのであれば、しっかり治癒するまで化学療法を完遂する必要があり、中途半端に自己判断で勝手に治療を中断すると、後で治療困難な状況となってしまいます。規定通りの治療を完全に実施することが非常に重要で、自己流の判断は禁物です。

主治医の先生とよくご相談になって下さい。

貴重な返答ありがとうございました。
おっしゃる通り、主治医の先生とよく相談して、初期の段階できちんと治療をする事が大事だという事がわかりました。

はじめまして
昨年5月に胞状奇胎になり、約1年の経過観察をし、今年4月より妊娠可能と医師に言われ、即妊娠しました。
しかし、今回もまた胞状奇胎の可能性が高いと言われ、先週(7週5日)手術を行いました。
肉眼では胞状奇胎は認められず、顕微鏡検査を行ったところ、疑わしい点はあるが、胞状奇胎とは断言できないとのことでした。
そして、再手術は行わないと言われました。

しかし、7週0日の尿中HCGは68万、手術前日(7週4日)の血中HCGは21万でした。
こんなにHCGが高いのに胞状奇胎ではないということがあるのでしょうか?

血中hCG値は妊娠10週頃にピークとなり、以後漸減します。ピーク時は、10万~50万IU/Lとなります。

妊娠7週で血中hCG値が21万IU/Lであれば、必ずしも高値とは言えません。今後のhCGモニタリングで順調にhCG値が低下していくかどうかが問題だと思います。

担当の先生とよく御相談になってください。

早速のお返事どうもありがとうございました。

前回の胞状奇胎の時の主治医も、今回の主治医も「血中hCG値は10万を越えると胞状奇胎の可能性が高い」と言っていたので、今回のコメントには大変驚きました。

今後は、血中hCG値が下がるまで定期的に検査を続けようと思います。

妊娠7週で心拍が確認できていたのですが、9週で確認できなくなり、10週で流産の手術を行いました。その後の生検の結果、胞状奇胎の基準には満たないけれど、傾向があるためhCG値の検査を続けるとの説明を受けました。hCG値が下がるまで避妊するようにとのことでした。

胞状奇胎ではないけれどその傾向があるとはどういうことなのでしょうか?胞状奇胎と同じく、絨毛癌に移行する可能性もあるのでしょうか?

43歳と高齢なのでできるだけ早く次の妊娠を希望していたため、今回の結果はとてもショックでした。

コメントよろしくお願い致します。

はじめまして。
先日妻が胞状奇胎の疑いがあると診断されました。
コメント欄も拝見したところ、以下のような記述がありましたが、これに充当するものだと考えられるとのことです。
========================================

②双胎妊娠で、一方が正常妊娠で、他方が全胞状奇胎の場合

②の場合は胎児染色体は正常で、生児を得た報告もありますが、絨毛癌などの続発率は通常の胞状奇胎よりも高い。
========================================

このような場合、生児を得られた報告もあるとのことですが、母体への危険性などはどのようなものがあるのでしょうか?妊娠期間が長ければ長いほど危険度が高いとかあるのでしょうか?

また、医学的にはやはり今回正常妊娠できた赤ちゃんも含め、諦めて、治療に専念し、次に備えた方が良いのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、アドバイス等頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

私自身はそのような症例を経験したことはありません。私見ですが、満期の生児が得られる可能性は極めて低いと思います。妊娠初期に診断されて、そのまま妊娠継続、経過観察という選択肢を病院から提示されることは多分まずありえないと思います。

胎児が認められ、妊娠継続の希望が強く、胞状奇胎と正常妊娠の2卵性双胎の場合は、もしかしたら妊娠を継続させるという可能性も全くないことはないのかもしれません。しかし、妊娠期間中に血中hCG値がどこまで上昇するのか?胞状奇胎がどこまで増殖するか?全く予想もできませんし、正常妊娠が継続している限り、侵入奇胎や絨毛癌続発の診断も治療も不可能ですし、肺転移巣が見つかっても精査も治療もできません。成功する見込みの乏しい命がけの無謀な試みとなってしまう可能性が高いと思います。

ご回答ありがとうございました。

回答して頂いたものも参考にした上で、主治医の先生とも相談し、判断していきたいと思います。

残念ですが、胞状奇胎と診断された場合は、まず母体の身体を最優先に考えたいと思います。

本当にありがとうございました。

はじめまして。

妊娠6週目で部分胞状奇胎となり、手術をしました。
現在1ヶ月がたち、経過観察中です。

パソコンの仕事で、以前はしていた運動をしなくなってしまい、体重も増えていました。
冷え性ということもあり、少しずつ無理のない程度にジョギングなどから運動を始めたいと思っています。
まだ1ヶ月ですが、問題はないでしょうか?
手術後初めての生理が無事に来たら、少しづつ始めようかと思っています。

お忙しいと思いますが、アドバイスいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

全胞状奇胎であれば、当科でも1~2ヶ月に1回程度は経験し、それほどまれな疾患ではありませんが、部分胞状奇胎は非常にまれな疾患で、当科開設以来の22年間で部分胞状奇胎の症例はほとんど記憶がありません。

全胞状奇胎と部分胞状奇胎との鑑別は原則として肉眼所見により行われますが、不全流産後の水腫様変性、胎児共存胞状奇胎などのように部分胞状奇胎との肉眼的鑑別が困難な場合には、遺伝学的鑑別が必要とされます。

全胞状奇胎は、核のない卵子(ゲノム欠損卵)に精子が受精することにより発症し、すべての対立遺伝子が夫由来となり(雄核発生)、受精精子の本数によりホモ胞状奇胎(1精子受精)、ヘテロ胞状奇胎(2精子受精)に分類されます。ホモ胞状奇胎が90%、ヘテロ胞状奇胎が10%を占めるとされます。全胞状奇胎の核型はほとんどが46XXで、残りの少数が46XYです。

部分胞状奇胎は、正常卵子に2精子受精した3倍体がほとんどで、まれに2倍体の母方由来染色体を持つ3倍体の場合もあります。

全胞状奇胎および部分胞状奇胎の治療は胞状奇胎除去術であり、掻爬時の子宮穿孔、大量出血などの合併症に注意する必要があります。再掻爬の是非に関してはさまざまな意見がありますが、胞状奇胎後の管理にあたっては子宮内に胞状奇胎の遺残がないことを確認する必要があります。

胞状奇胎掻爬後に、侵入胞状奇胎、絨毛癌を続発する症例があり、定期的に血中hCGを測定し、下降不良の症例では胸部レントゲン撮影、超音波断層法等の画像診断により、病巣の有無を確認する必要があります。

部分胞状奇胎後に侵入胞状奇胎や絨毛癌を発症する頻度は、全胞状奇胎に比較して低いのでほとんど心配はないのですが、皆無ではないので、部分胞状奇胎後の管理は、とりあえず全胞状奇胎後の通常の管理と同様の扱いでよいと思われます。

胞状奇胎掻爬後の観察期間についてはさまざまな意見がありますが、2~5 年間の経過観察は必要と考えられます。胞状奇胎後の管理の方法(定期的な血中hCG値の検査など)はガイドラインで決まってますので、担当の先生の指示に従ってください。

ご回答ありがとうございました。

詳細をご説明いただき、大変感謝しています。
辛い経験でしたが、親身にお話を聞いていただき嬉しいです。
ご回答の通り、担当の先生に聞いて それに従いたいと思います。

あまりない症状とうかがって驚きましたが、無理をせず 体を大事にしていきたいと思いました。
ありがとうございました。

はじめまして、七夕と申します。

40歳で二回目の妊娠6w2dです。
一度目の妊娠は、卵管閉塞のため、半年前に顕微授精を行い流産しました。
今回は、自然妊娠をし奇跡の子です。
5週目までは胎嚢が見えませんでした。
そして昨日6週目にはいり受診したところ、胎嚢らしきものがあるが、わからないと。
またその周りに、つぶつぶが見えました。
医師からは、胞状奇胎の疑いがあるとのことで、血液検査をしました。
今日、電話で確認したところ、問題ないとのことでした。hCGの数値までは聞けなかったので、分かっていませんが、本当に疑いはないのか心配でなりません。
数値が正常で、エコーにつぶつぶが映るのは、何故なのかわからず混乱気味です。
もしかしたらこれから数値があがるのかとも思うと心配です。
稀に胞状奇胎ではない可能性もあるのでしょうか。

妊娠初期の経腟超音波所見で、一見すると胞状奇胎のように見えたものの、数日後に再検査して正常妊娠と判明する事例を、ときどき経験します。hCG値や超音波所見の今後の推移で判断していくしかないと思います。現段階ではいろいろな可能性があると思いますので、担当の先生とよく御相談になってください。

七夕と申します。

早速のご回答大変ありがとうございました。
hCGの数値が分かっておりませんので、申し訳ございませんでした。
先生の仰る通り、あらゆるケースを考えて行きたいとおもいます。
来週の検診から、主治医ときちんとお話したいと思います。


正常妊娠であることを願うばかりです。

尚、本日、つわりらしきものが始まりました。
吐き気があります。
いままで、食欲がなく、四キロも痩せ心配でしたが、またつわりで食べられそうもありません。
胞状奇胎の場合もつわりが強いという事で、少々気にはなりますが、深い考えないようにします。

また、来週の検診にてご報告させていただきます。
ありがとうございました。

はじめまして。かえると申します。

今回顕微授精で初めて妊娠しましたが
7w1dのとき心拍が停止してしまい流産しました。

その後8w2dでソウハ手術を受け病理検査の結果部分胞状奇胎と診断されました。
不妊治療の病院の先生に大きな病院で治療しましょうと紹介状を書いていただき家の近くの市立病院へ今日かかりました。


色々なサイトを見ているとみなさん通常2回はソウハ手術をされているのに、今日の先生は内診をして残存がないのを確認して「血液検査と基礎体温で様子を見ましょう。」とおっしゃりました。


次回の受診日も12日後です。

ソウハ手術から本日で10日たつのですが基礎体温もまだ低温期までは下がっていません。(中温期です)
それと少し胃のむかむか(つわりの軽い感じです)が一昨日からあってとても不安です。


ソウハ1回で次回の受診日まで間もあって大丈夫なのでしょうか?

先生は「部分はたいしたことありません。」といっていましたが、つわりの軽い症状があるので不安です。

再掻爬の是非に関してはさまざまな意見があります。いずれにしても、子宮内に胞状奇胎の遺残がないことを確認する必要があると思います。

お返事ありがとうございます。
再ソウハは意見に是非があるのですね。
超音波で遺残はなかったので先生は血液検査で様子を見る方針をきっととられたのですね。

どうもありがとうございました。

母が3回胞状奇胎の経験がありますが、自分もそうなるのではないかと、心配があります、胞状奇胎は遺伝でかかりやすくなるものですか?

雄核発生により父親由来ゲノムのみを有する、通常の全胞状奇胎では反復例はまれと考えられます。一方、海外で、反復する全胞状奇胎(反復胞状奇胎)の報告があり、通常の全胞状奇胎とは極めて異なる病因・病態を有する事が明らかになってます。我が国における反復胞状奇胎症例の解析例はまだ報告されていませんが、年間50例程度の反復例が存在するとの推測もあります。反復胞状奇胎の病因・病態・疫学などは、未だ十分には解明されてません。

http://www.nanbyou.or.jp/entry/814

以前こちらにコメントを残させていただいたものです。8年前に胞状奇胎と診断され2回処置し、経過観察後、2人出産しました。7年前と5年前です。先月3人目妊娠がわかり胎嚢は確認できたものの心拍確認できず、hCGも高いことから(6wで6万)胞状奇胎が疑われ、処置をしました。今日検査結果を聞いたのですが、全胞状奇胎でした。血液検査と胸のレントゲンを撮って帰ってきました。子宮も小さくなってきていて内膜?も薄くなっているそうです。
1週間後に再度処置をしにいきます。
今回の胞状奇胎は一度目の胞状奇胎との因果関係は無く、たまたま運悪くまた400人のうちの1人になってしまったと思っていていてもいいのでしょうか。ネット検索しても胞状奇胎後に出産、また胞状奇胎になった体験談が出てこず、もやもやするばかりです。
本日受診した際に、聞けばよかったのですが、周りを妊婦に囲まれもう涙がでそうで何も聞けませんでした。

胞状奇胎を1人で2回経験する確率は非常にまれではありますが、あり得ないことではないと思います。おそらく、2回目の胞状奇胎に絨毛癌が続発する確率は通常と同レベルだと思います。

こんにちは!
今現在、全胞状奇胎で入院中、明日手術予定です。21歳ですけど、年齢で胞状奇胎の侵入度(?)は変わるんでしょうか?ガンは若いほうが進行が早いと聞くので、胞状奇胎はどうなんでしょうか?(>_<)

おそらく、胞状奇胎に絨毛がんが続発するリスク因子として、患者さんの年齢は関係ないと思います。

本当ですか(>_<)ありがとうございます!今日無事退院で、また1週間後に2回めの手術…頑張ってきます。コメントありがとうございました!!

先日8年ぶり2度目の胞状奇胎について書き込みしたものです。本日2回処置後の血液検査に行ってきたのですが、1回目処置後の結果より桁違いに数値が上がっていました。2回目の処置はほとんど取るものもなくて組織検査でも胞状奇胎はなかったと聞いたので、余計怖いです。子宮全摘出しないといけないといわれたのですが、子どもが産めなくなるのはまだ考えられません。31歳です。
来週MRIをします。
以前から思ってたんですが、2回目の処置が1回目の2週間後だったことは侵入奇胎や絨毛ガンへはつながらないと考えていいのでしょうか。

胞状奇胎娩出後2週間しかたってないということなので、普通に考えると、おそらくは侵入奇胎で子宮筋層内に胞状奇胎の病巣が残存している状況と思われますが、絨毛がん続発の可能性も完全には否定できないと思われます。

次の治療の選択肢としては、①子宮摘出術、または ②化学療法 がありうると思います。

① 患者さん自身に挙児希望がなく子宮温存の必要がなければ、次に子宮摘出術を行うという選択肢もありうると思います。その場合、子宮摘出後にhCG値が陰性化すれば化学療法を実施しなくても済むかもしれないので治療は短期間で済む可能性が高いというメリットがあります。また、侵入奇胎か絨毛がんか病理学的に証明できるというメリットもあります。しかし、子宮を摘出してもhCG値がさらに上昇するようなら、次に化学療法の適応となります。

② 患者さん自身に子宮温存の希望があれば、次に化学療法の適応となります。侵入奇胎であっても絨毛がんであっても、化学療法は著効すると思います。治療開始時のhCG値が非常に高い場合はhCGが陰性化するまでにある程度の時間がかかってしまうかもしれません。脱毛、口内炎、白血球減少などの副作用は必発です。

侵入奇胎であれば、①あるいは②のいずれを選択しても、最終的な予後は変わりがないと思われますので、①あるいは②のどちらの治療法を選択するのかは、患者さんと担当の先生とでよく相談した上で、最終的には患者さん自身が決定すればいいと思われます。

万が一、絨毛がんの場合は非常に進行が速く、すぐに肺、肝、脳など、全身に転移してしまいます。特に、脳にまで転移してしまうと化学療法の効果があまり期待できなくなってしまいますので、手術で時間を浪費するのは得策とは言えず、絨毛がん治療の第一選択は化学療法で、なるべく早く化学療法を開始した方がいいと思われます。

担当の先生とよく御相談になってください。

お返事ありがとうございます。絨毛がんは進行が早いんですね。しかも絨毛がんの場合化学療法が手術より先なんですね。

昨日は本当に落ち込みました。「普通2回もならんからねぇ」と言われて、それで摘出したほうがいいとおっしゃったのかなぁとだいぶ悩んでます。気になることは担当の先生に質問していこうとおもいます。

私の場合、(血中hCGです)
8/23 妊娠確認  8/26 流産確定(5万IU)
8/29 転院(6万IU)
9/1 1回目処置
9/8 胞状奇胎と確認、胸のレントゲン(950IU)
9/15 2回目処置
9/22 内容物に奇胎確認せず、hCG上昇(2700IU)、胸のレントゲン

と、1回目から3週間後にこんなに増えてしまいました。MRIは9/30。その結果を10/3に聞きます。その間もどんどんhCGが上がっていくと考えると今すぐにでも化学療法を始めたい気分です。
胸のレントゲンは2回とも大丈夫でした。今のところは。
化学療法はやはり副作用とも戦わなくてはいけないんですね。昨日もそれらしき患者さんがいました。看護師さんとお話されてましたが「みんな元気に歩いているのに、何で私だけ?って思うよね」っていうのが聞こえました。その気持ちすごくよくわかりました。1回目の時も、今も、2回の帝王切開後もそう思いました。いつも思います、産科と婦人科の外来時間が混ざってるのは、本当にしんどいなぁと。
話がそれてすみません。。

昨日は頭が回らす何も聞けなかったので、今度は聞きたいことをまとめていこうとおもいます。

1回目処置後のhCGより2回目処置後のhCGが高かったため侵入奇胎を疑われMRIを受けてきました。診断では子宮に異変は認められず、hCGも下がっていたので経過観察ということになりました。
でも、何もしてないのに2400が1700まで下がるものなのかと、不思議です。原因はわからないといわれました。また上昇しないといいのですが、上がれば科学療法になるといわれました。

市販の妊娠検査薬を使うとき、朝のほうが濃いから出やすいと聞いたことがあるのですが、採血をする時間帯や体調によって数値が変化するものでしょうか。どちらにせよ再来週は術後5週目になるので1000切っていなかったら入院です。

はじめまして。〔ほうじょう奇胎〕を検索していてこちらにやってきました。
現在40歳妊娠5W1Dです。

H19年に男子出産〔顕微授精〕
H21年に繋留流産〔顕微授精〕
の経過があります。
今回もARTをうけるべく誘発していたのですが、途中で排卵ホルモンが出てしまい9/14途中で中止となりました。その時卵胞は3個ありました。お医者様にタイミングをとってみてね。といわれたこともありどうせ無理と思いつつも9/14,9/15にタイミングをとったところ妊娠反応が出ました。

9/28に通院したところ血中HCG11800ありました。
9/30通院したところ血中HCG10500でした。その際たいのうらしきものも1個確認されました。

このようにHCGが高すぎるのはほうじょう奇胎の疑いがあるのでは・・・と強く思っています。次の通院は5W6D〔9/15を2W0Dとして〕です。経過を見るしかないとおもいつつも不安で書き込みさせていただきました。
時折少量や微量の出血〔鮮血のときと茶色っぽいときあり〕が断続的にあります。腹痛ほとんど無し、つわりはほとんどなしか弱めです。

このような感じでも大丈夫なときってあるものなのでしょうか・・・?
ながながとすみません。

はじめまして。

私は今回顕微授精での凍結胚盤胞移植にて妊娠いたしました。
ちょうど一年前も今回と同じ方法で妊娠したのですが、8Wで心拍確認後に流産し、手術時に肉眼的に胞状奇胎の疑いがあると言われたのですが病理検査では所見が見当たらずという結果でグレーな判定がつきました。
念のために1年弱避妊期間を終え医師からの妊娠許可がおりた為、今回再度不妊治療を再開しました。
現在妊娠9Wに入り、再度胞状奇胎の疑いがあると医師から診断を受け教えていただきたいと思いメールさせてもらいました。
赤ちゃんの大きさなどは週数に応じた基準値で心拍も聞こえており順調に育っています。

9W0dでの血中HCGが193700といった数値が出て再度検査をすることになりました。
(不正出血はときどきありました。)

この数値は、標準的数値よりかなり高いのでしょうか?また、顕微授精で凍結胚盤胞を1つ戻しただけなのですが、胞状奇胎の可能性はあるのでしょうか?

長くなりましたが、ご回答よろしくお願いします。


妊娠9w0dでの血中HCGが193,700は正常範囲内です。

血清HCG基準値(mIU/ml)

妊娠
  ~6週 4,700~87,200
7~10週 6,700~202,000
11~20週 13,800~68,300
21~40週 4,700~65,300

三菱化学メディエンス株式会社
http://data.medience.co.jp/compendium/main.asp?field=03&m_class=07&s_class=0001

久しぶりです!
こないだ9/19にコメントした者です。
術後の検診で、侵入奇胎になってしまいました。いま抗がん剤治療中です。日曜日に退院で、通院しながら抗がん剤打っていくんですけど、副作用が怖くて…あと、侵入奇胎から癌に続発するか知りたいです(泣)

9月末、10月の頭に、胞状奇胎のソウハ手術を受けました。結果は部分胞状奇胎でした。
術前は、hcg 180000の12週でした。

一週間後 8800 ↓
二週間後 633 ↓
三週間後 100 ↓
四週間後 28 ↓
五週間後 6 ↓
六週間後 28.8 ↑

侵入奇胎の恐れが高いのでしょうか?!
近所の市民病院に通っていますが、予約制の為なかなか検査から治療までが長くかかってしまいます。
どこへ行ってもそのくらいかかってしまうものなのでしょうか?

これまでの血中hCGレベルの推移では経過順調型と考えられ、今のところ特に問題ないので、このまま定期検査を続けていけばよいと思います。掻爬後8週の血中hCGが100mIU/ml 未満、20週でcut off 値以下であれば経過順調型と判定されます。今後、万一、掻爬後8週の血中hCGが100mIU/ml 以上になった場合、あるいは20週になっても血中hCGがcut off 値以下とならない場合には、経過非順調型と判定し、画像診断等で病巣を検索をします。担当の先生とよく御相談ください。

******

胞状奇胎で掻爬後に10~20%に侵入奇胎、絨毛癌を発症します。

本邦では、胞状奇胎で掻爬後の血中hCG が

・ 5 週間で1,000mIU/ml 以上、
・ 8 週間で100mIU/ml 以上、
・ 20週間でcut off 値以上

の症例は、経過非順調型とし、画像診断等で病巣の有無を検索します。病巣が画像診断で認められない場合は、胞状奇胎後hCG存続症と診断し、病巣が確認できれば絨毛癌診断スコアにより採点し、

・ 4 点以下であれば臨床的侵入奇胎あるいは転移性胞状奇胎、

・ 5 点以上であれば臨床的絨毛癌

と診断します。

絨毛癌診断スコア
スコア    0 1 2 3 4 5
先行妊娠 胞状奇胎 - - 流産 - 満期産
潜伏期   ~6ヶ月 - - - 6ヶ月~3年 3年~
原発病巣 子宮体部 - - 卵管 子宮頚部 骨盤外
       子宮傍結合織   卵巣

転移部位 なし・肺 - - - - 骨盤外
       骨盤内          (肺を除く)
肺転移巣
・直径   ~20mm - - 20~30mm - 30mm~
・大小不同性 なし - - - あり -
・個数 ~20 - - - - 20~
尿中hCG値 ~106 106~107 - 107 - -
mIU/mL
BBT    不規則・一相性 - - - - 二相性
(月経周期) (不規則)             (整調)

絨毛癌は胞状奇胎を含むすべての妊娠に続発する悪性腫瘍であり、30~50%は胞状奇胎を先行妊娠とします。病理学的には絨毛構造を認めず、およそ70%の症例では診断時に、肺、 腟、 脳、肝などへの血行性転移を認めます。

病巣を画像診断などで確認できた症例は絨毛癌診断スコアで採点し、5 点以上であれば臨床的絨毛癌と診断します。

子宮摘出、肺転移巣切除などにより病理学的確定診断ができた症例は絨毛癌と診断します。

絨毛癌は早期より血行性転移をきたし、全身的治療である化学療法が治療の 中心を占め、局所療法である手術、放射線療法は補助的な役割を演じています。

絨毛癌では

・ MEA 療法 (MTX、Act-D、Etoposide)

・ EMA/CO 療法 (MTX、Act-D、Etoposide、Cyclophosphamide、Vincristine)

などの多剤併用療法が行われています。

絨毛癌(臨床的絨毛癌を含む)の予後は、有効な多剤併用療法の導入により向上し、80~90%の寛解率となっています。しかし、およそ20%の症例では再発、薬剤抵抗性となり、現在さまざまなSecond line化学療法が報告されています。

1回目部分胞状奇胎で、堕胎しました、8ケ月後、妊娠9週目です。エコーは正常で動いていますが、HCGが50万と60万で、胞状奇胎といわれました。
先生も例がなく、様子をみようとのこと。2卵性の妊娠なのか?エコーでは確認できません。何か情報がありましたら、教えてください。

受け持ちの先生とよく御相談ください。

8年前に胞状奇胎、それから2経産、4回目の妊娠で全胞状奇胎と診断を受け、2回目の処置後にβhCG上昇し、子宮全摘出をすすめられ、書き込みした者です。

その後、化学療法をすることもなく数値が下がり、本日数値が0になっていました。診断されてから3ヶ月ちょっとかかりました。お忙しいところコメントを返してくださりありがとうございました。

初めまして。質問させてください。
僕の妻が先月胞状奇胎から侵入奇胎になってしまったことがわかりました。今抗がん剤治療中なのですが、昨日大出血をしました。かなりの量出血していました。
これは、奇胎が子宮を破ったり、奇胎のせいで子宮が破裂のようなことがおこったたものなのでしょうか?急いで病院にいったのですが、今までにない出血に動揺し説明が全く聞けず、帰ってきてしまいました。
考えられる原因とこれからの治療方を教えていただければと思います。

胞状奇胎が子宮の筋層内に浸潤しているか否かにより、侵入奇胎と非侵入奇胎とに分けられます。

侵入奇胎は以下のAまたはBのいずれかに分類します。

A) 非転移性妊娠性絨毛性疾患:
奇胎治療後、流産後あるいは分娩後に残っていた絨毛組織が、子宮内で増殖して発生したもので、子宮外に拡がっていないものを指します。

B)転移性妊娠性絨毛性疾患:
奇胎治療後、流産後あるいは分娩後に残っていた絨毛組織が、子宮内で増殖して発生したもので、子宮以外の身体の他の臓器にすでに転移しているものを指します。転移性絨毛性疾患は予後のよい場合と悪い場合とに分けられます。

(1) 予後のよい転移性妊娠性絨毛性疾患:
下記の4つの条件にすべてあてはまる場合です。
・最終の妊娠から4ヶ月以内。
・血中のβhCGの値が低い。
・肝臓、脳に転移を認めない。
・以前に化学療法を受けたことがない。

(2)予後の悪い転移性妊娠性絨毛性疾患:
下記の5つの条件のいずれかにあてはまる場合です。
・最終の妊娠から4ヶ月を超えている。
・血中のβhCGの値が高い。
・肝臓または脳に転移を認める。
・以前に化学療法を受けていて、まだ腫瘍組織が残存している。
・正常分娩終了後に発症している。

******

一口に侵入奇胎と言ってもいろいろな状況が考えられます。現在どういう状況にあるのか、今後どういう治療を行う必要があるのか、担当の先生の説明をよくお聞きください。

侵入奇胎について、教えていただけたら嬉しいです。

侵入奇胎のため抗がん剤治療中なのにもかかわらず、子宮内容除去術をもう一度行うことはありますか?
また、子宮摘出の手術以外に手術をおこなうことはあるのでしょうか。 

侵入奇胎の場合、病巣が子宮筋層内に侵入しているため、子宮内容除去術のみでは病巣を完全には除去できません。子宮摘出手術または化学療法を実施する必要があります。患者さんが子宮の温存を希望する場合は化学療法が選択されますが、化学療法が著効する場合が多いです。治癒の判定は血中hCG値で行われます。化学療法だけではなかなか完治しない場合に、子宮摘出手術以外の病巣摘出術が行われる可能性もあり得ます。

質問があり、投稿致しました。
本日子宮内そうは術1週間後の診察でした。
肉眼的には奇胎はないが、病理で一部水腫様変化
と書かれてありました。
手術まで10日ほどあいていましたし、おそらく成長が泊まって二週間ほどは経過しているのではとおもいます。
時間がたったことでの変化と考えてもいいのでしょうか。やはり慎重に経過を見たほうがよろしいでしょうか。

「流産後の水腫様変性」はしばしば経験します。胞状奇胎の場合は血中hCG値が正常妊娠よりもはるかに高値となりますが、流産後の水腫様変性の場合はhCG値が正常妊娠よりもはるかに低値なので臨床的に区別は容易で診断に迷うことはまずないと思います。担当の先生とよく御相談になってください。

ご回答ありがとうございました。1週間後の昨日で血中hcgが500だったのですが、低いと考えてもよろしいでしょうか。何度も質問をすみません。

追加です。ちなみに9週目に稽留流産の診断を受け、10週目で手術をおこないました。

AIHにて妊娠しました。
5週1日で血中hcgが12000ありました。
これは、かなり高い数値かと思うのですが
どう思われますか?

色々調べたのですが、この数値で正常内のものが見つけられず不安です。
胎嚢は10ミリのものがひとつありました。

お忙しいとは思いますが見解お聞かせ頂ければとおもいます。宜しくお願いします。

妊娠初期の経過が正常かどうかは、主に経腟超音波所見で判断しています。5~6週ではとりあえず子宮内に胎嚢が見えれば子宮外妊娠は否定でき経過観察とし、7~8週くらいまでに胎児心拍が確認できれば正常に経過していると判断します。胎児心拍がなかなか確認できず流産や絨毛性疾患などの異常妊娠を疑う場合は血中HCG値を参考にし、異常低値(500~1000以下)なら流産を疑い、異常高値(10万~100万以上)であれば胞状奇胎などの絨毛性疾患を疑います。血中HCG値は正常域の幅が非常に大きいです。

丁寧なお返事ありがとうございす。
様子をみたいと思います。
本当にありがとうございました。

はじめて質問させていただきます。
先月、顕微授精の融解胚移植で初めて陽性判定を頂きました。
その後、
5w5d 胎嚢確認
6w2d 心拍確認 胎嚢の中に正体不明の塊を指摘される hcg47000 
7w3d 胞状奇胎の疑いと診断 hcg97000
3日後に流産の手術を受けました。(手術直前のhcgは77000)

病理検査の結果、胞状奇胎は見つかりませんでしたと、言われたのですが、塊の正体を聞いても、「わかりません」という回答でした。

教えていただきたいのは、
病理検査をしても塊の正体がわからないことはあるのでしょうか?
この塊について、考えられるものはなでしょうか?

血中hCG値は正常範囲で、胎児心拍が認められた時期もあったということであれば、仮に胞状奇胎であったとしても部分胞状奇胎で、その場合は主に子宮内容の肉眼所見、染色体検査の異常(多くの場合は3倍体、まれに4倍体)などから診断されます。部分胞状奇胎の場合、絨毛の水腫様変化は全胞状奇胎に比べて軽度で、顕微鏡検査による病理組織学的診断では必ずしも確定できない場合もあり得ます。胎嚢内の由来不明の病変としては、血腫、臍帯嚢胞などいろいろな可能性があり得ますが、例えば血腫の場合、次第に増大し流産の原因となる場合もあり得ますし、胎児の発育とともに病変が縮小・消失し、その後の妊娠経過は順調で、結局、病変の由来が何だったのか確定できない場合もあり得ると思います。いずれにせよ、流産の際の子宮内容の病理検査では、正常絨毛組織の確認、胎児成分の確認、絨毛がんの否定などが行われますが、流産の原因確定までは難しいと思います。一般的には初期流産の原因のほとんどは染色体異常であると考えられています。担当の先生とよく御相談になってください。

詳しいご説明ありがとうございます。
わからないことだらけで不安でしたが、少し落ち着きました。
ありがとうございました。

一番最初の(5wくらい)エコー所見で子宮内にツブツブが見えて胞状奇胎とうたがわれたのですが、そのあと卵胞が見え赤ちゃんは順調に育ちエコーでもツブツブは消えていきました。胎盤のサイズやhcgも経過を見てましたがいずれもでも、胞状奇胎の確定診断できず現在16wをこえました、しかし今日の姙健で胎盤が大きくなってきているからといわれてしまいました。先日羊水検査も行い今は結果待ちの状態です。
16wを超えてからでも胎盤の異常増殖が進行するというのもありえるのでしょうか?
安定期に入っていたため少し安心していたところに言われたのでとても不安です。癌のことを考えると可能性が低くないなら中絶したほうがいいのか悩んでいます。

質問よろしいでしょうか?突然の訪問すいません。
先週半ばに初期で稽留流産→不全流産(胎嚢は出てきましたが、まだ少し何か残っていたそうです。)したのですが、その時に一緒に水疱らしきものが2~3個程、肉眼で確認できる大きさで出てきたのですが、これは部分胞状奇胎の疑いありになるのでしょうか?
胎嚢もいびつな形をしてました。
病院では病理検査をしてくれるのかどうかも何も言われないまま、ソウハ手術もなしで子宮内に残っているものは収縮剤で排出されるのを待ってくれと言われました。

流産は2回目なのですが、前回は水疱なんて無かったのですが…。このまま様子を見てもいいのでしょうか?
また、胞状奇胎の他に考えられる原因はありますか?
よろしくお願いいたします。乱文失礼しました。

現在部分胞状奇胎で一次管理中です。5週目の測定で尿中hcgは600台でしたが、血中hcgは1000を超えていました。hcgは毎週測って頂いており、順調に低下はしていますが、先生の記載を読ませていただくと、5週での1000以下の判断が血中hcgとなっており心配でコメントさせていただきました。担当の先生にも話したほうがいいでしょうか?

はじめまして、私は双頸双角子宮で、子宮口から子宮全体が左右二つに分かれていて、今回初めての妊娠で右側の子宮に6Wにしては小さい2.5ミリの胎児を確認し、妊娠7Wに胎児3ミリで、心拍は確認されず、エコー画像から胞状奇胎ではないかとと診断され、全身麻酔で掻爬の手術を受け、部分胞状奇胎だったと言われました。手術時の血液中HCGは26万ありました。手術時きれいに取れたとのことで、一度しか手術は行わず、1週間おきのHCG経過観察をしていました。手術1週間後の血中HCG2万、2週間後7200、3週間後5800です。値の低下があまり良くないとのことで、一度目からちょうど1カ月後に2度目の掻爬手術を受けることになりました。通常なら2度目は1週間後に受けるようですし、私の場合、1度目の手術から1カ月も経っているので、2度目の手術を受けるだけで正常値までHCGが下がるのかと心配です…。掻爬後大量の出血と血の塊がが出て、生理痛のような腹痛に半月悩まされ、やっと生理最終日頃まで出血が減ったのに、またあの出血と腹痛の日々に戻るかと思うと気分はどん底です…。さらに、1度目から2度目の手術の間があいたから、3度目…なんて言われたら…と、心配でたまりません。3度目の可能性はあるのでしょうか?それとも、子宮筋層までの侵入の危険など、リスクが上がるのでしょうか?今後考えられる状況が全く分からず、担当医に質問しようにも質問できません。何か良いアドバイスをもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

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